【ボディ剛性】を高めたら良いわけではない?|考察します

車のチューニングの中で、ボディ剛性を上げる、高める、というのは王道ですが、

果たしてそれが良い結果になるか?は結構ケースバイケースだと思っています。

今回はそのあたりについて、自分の見解を綴ってみたいと思います。

車いじりの参考になれば幸いです。

ではいきます。

今までやったチューニング:ボディ剛性を高める

過去に自分が行ったボディ剛性を高めるチューニングというと、

GC8の時のリジカラ、が最初でした。

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リジカラというのは、シャシーのフレームの接合面の繋ぎ目のボルトのセンター位置をビシッと出して、

シャシーというかボディの本来持っている、設計上理想の状態にしよう、というものです。

取り付けてどう変わったか?というと、

正直足が硬くなって、乗り心地が悪くなりました。

でもそれが本来の姿なのかもしれません。

路面のザラつきを拾うようになったので、乗り心地が悪くなったと感じていただけ、かもしれません。

良くなるという定義が難しい:ボディ剛性を高める

ここで考えたいのは、どうなれば良くなったと感じられるのか?です。

リジカラを入れて、絶対にボディ剛性は高まったはず、ですが、

それでドライバーが良くなったと感じられるか?が問題です。

単に足が硬くなって乗り心地が悪くなっただけだと、果たして本当の意味で良くなったと言えるだろうか?です。

SEVも似たような効果が出る:ボディ剛性を高める

次にSEVを取り上げます。

自分はSEVのヘビーユーザーなので、今までにSEVを付けて足が硬くなり、

路面のザラつきを拾うようになった現象を何度も体験しています。

個人的にこのような状態は好きではありません。

なので、セッティングを変えて、そうならない、又は緩和される方向にします。

 

 

メーカーがセッティングした状態:ボディ剛性を高める

そもそも車のノーマル状態では、その車の組立てられた状態で一番良い感じになるようにメーカーがセッティングしていますから、路面のザラつきが気になったり、足が硬いなぁ・・・と感じる状態にはなっていません。

そこが問題だと思うのです。

つまり、どういう事か?というとですね・・・

足が硬く感じるのは正常進化には違いない:ボディ剛性を高める

そう、足が硬く感じるのは、そこについては正常進化だと思うのです。

ただし、車全体のバランスを考えた時に、ショックやバネ、スタビなどのセッティングで色々調整が出来ると思うので、メーカーは上手にバランスをとって仕上げているわけです。

自分たちがチューニングパーツを付けて、そのバランスを狂わせているわけなので、

どうしても気になる点が出てくるのは仕方ない事だと思います。

何が言いたいのか?というと、

もし車をイジって、路面のザラつきが気になるのだったら、

そこから更に何かをイジって改善していく、というもう一手間が必要になるということです。

逆に言うと、そこまで出来ないなら、下手にイジらない方が無難かもしれません。

我慢する必要はない:ボディ剛性を高める

色々書きましたが、

お金をかけて車をイジって、結果的に気に入らない状態だったとして、

それを我慢して乗っているのって、本末転倒だと思っています。

車をいじる→車が正常進化した→必ず満足出来る、とは限りません。

満足出来ないから正常進化してないんじゃないか?と考え出すと、路地に嵌まり込みます。

サーキットを走ってタイムが削れる状態がストリートで必ずしも良い状態とは限らない、

というのは分かりやすいかもしれませんね。

そういう意味で、車いじりは奥が深いと思います。

せっかくお金をかけて楽しむのであれば、無駄にしない方向性を色々考えてみたいところです。

何かの参考になれば幸いです。では。

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